ゴールデンレーザー、パキスタンの大手サッカーボールメーカーと提携

四半世紀以上の製造経験を持つ F COMPANY (機密保持のため、社名は F COMPANY に置き換えられています) は、世界有数の名だたる顧客やスポーツ イベントにサッカーボール、グローブ、スポーツ バッグを供給してきた実績のあるサプライヤーです。

パキスタンに本社を置くF COMPANYは、高品質のサッカーボールおよび関連するスポーツ用品・用具の製造において業界をリードしています。実際、パキスタンはインフレータブルボールの製造・輸出において世界をリードしており、世界市場の40%を占めています。F COMPANYは、サッカーボール、スポーツ用品、用具の製造において、地域最大手の企業として事業を展開しており、現在では世界的に著名なブランドとの独占契約を締結しています。

F COMPANYは、サッカーボール製造業界で数年間働いていた土木技師のマスード氏によって1989年に設立されました。創業当初はわずか50名のスタッフで運営されていましたが、マスード氏と献身的な製造チームは懸命に努力し、月産1,000個から徐々に生産量を拡大し、1994年にはアディダスとの画期的な契約を獲得しました。これが同社の急成長期の始まりとなり、その後、世界中の顧客に製品を提供するまでに拡大しました。その結果、同社はパキスタン商工会議所連盟（FPCCI）から2008年から2016年まで連続で「最優秀輸出実績賞」を受賞しました。

「F COMPANYは現在、手縫い、熱接着、機械縫いの3種類のサッカーボールを製造しています。F COMPANYは現在、月産75万個のボールに加え、月産40万個のスポーツバッグと月産10万個のグローブを生産する能力を備えています」とCEOのマスード氏は明かす。これらの製品は、グループ会社を通じてKjuirを含む様々なブランドで販売されている。「現在、約3,000人の従業員を雇用しており、F COMPANYはパキスタン国内最大の雇用主の一つであり、現在この地域で女性を雇用している唯一の企業です。これにより、地方の女性たちに貴重な機会を提供することができ、約600人の女性が会社の組立ラインで働いています。」

F COMPANYは創業以来、インフレータブルボール製造の分野において、リードタイムを大幅に短縮しながら高品質な製品を提供することで、製造業界のスタンダードを確立してきました。新たなイノベーションの導入と継続的な改良プログラムの管理により、F COMPANYは、サッカーボール、ビーチボール、ハンドボールから医療用ボール、インドアボールに至るまで、国際市場においてユニークなメーカーへと成長しました。この幅広い製品ポートフォリオは、スポーツバッグやゴールキーパーグローブといった関連製品によってさらに強化されています。これらは、F COMPANYが近年導入した製品のほんの一部に過ぎません。「当社には非常に強力な研究開発（R&D）部門があり、現在約90名の研究者が働いています。彼らは、化学、機械、メカトロニクスのエンジニアや設計スタッフなど、様々な職種に分かれています。この部門は独立していながらも協力し合っており、製品の設計、テスト、そして必要に応じて迅速にさらなる開発へと戻すことができます」とマスード氏は説明します。当社の継続的改善チームは、個々の製品と生産プロセス全体を継続的に観察・分析し、継続的な開発と改善に取り組んでいます。これにより、F COMPANYは排出と環境に関する高い倫理基準を維持しながら、新製品を市場に投入することが可能になります。

F COMPANYは、進歩的で責任ある姿勢を維持することで、世界中の著名な顧客と協力関係を築くまでに成長しました。ワールドカップ、チャンピオンズリーグ、UEFAユーロといった権威ある国際大会で使われるサッカーボールの製造を、顧客から委託されています。今後も、ダイナミックで活況を呈する市場のニーズと機会に応えながら、最高級のスポーツ用品とサッカーボールの提供に注力していきます。「中国での製造コストが上昇傾向にあるため、現在、市場には大きなチャンスがあります。パキスタン国内の製造コストは比較的低く抑えられており、労働力不足という課題に直面することなく、世界クラスの製品の提供に注力し続けることができます」とマスード氏は述べています。

「サッカーは商業的に非常に重要な産業であり、現在世界最大のスポーツでもあります。このスポーツには絶えず新しい技術が導入されており、私たちはこの活気ある市場の需要に応えるべく、常に能力を高めています。今後4～5年で、月産130万個のボールを製造できる体制を目指しています」と彼は締めくくりました。「また、月産100万個のバッグと約50万セットのグローブを製造できるよう努めます。さらに、現在導入準備を進めているサッカーボールのマッチングに関する新たなイノベーションもあり、これらは当社のさらなる発展につながるでしょう。最高のマーケティングはイノベーションを通じて実現されます。私たちがイノベーションを継続すれば、市場で成長を続ける大きなチャンスが生まれます。」

GOLDEN LASERは2012年にF COMPANYとの提携を開始しました。高い加工結果と高い効率性を実現する方法について、試行錯誤と研究を重ねるのに5年を要しました。このプロジェクトの全容は関係者にしか分かりません。試行錯誤を止めずに尽力してくれた双方のエンジニアと、意見を貫き、着実に進歩を続けてくれたディレクター陣のおかげで、レーザー切断機成功しました。今ではF社の工場でレーザーによる大量生産を見ることができます。これは革命であり、その現場に立ち会えたことを光栄に思います。